【商品開発ストーリー⑤】ラッピング決定
こんにちは、ええエプロンです。
【わたしたちリブランディングチーム】
【 前回のおはなし 】
エプロンのサンプルが無事に到着しました。 商品のタグも作成し、いよいよ本生産へ…
生産が決定。
縫製工場から商品の到着を待つ間に…。
私たちが思いを込めて作っているこのエプロン。ご自宅・ご自分用にはもちろん、
ぜひぜひプレゼントにもお選びいただきたいのです。
どうやったらmatoiのエプロンをプレゼントに選んでもらえるのでしょうか…?
一般的なネットショップでのギフト包装といえば、ギフト袋とシールや、包装紙とリボンくらいですよね。
やっぱり、matoiらしいギフトラッピングがいい。
よくある感じの包装ではなく、主役級で特別なものがいいね。メンバー全員でああでもないこうでもないとアイデアを出し合います。
そうして出た案がこちら。
まずはやっぱり一目見て喜んでもらえるような外観の素敵さ。梱包を開けて「わあ」となるようなのがいい。また、見た目だけじゃなく、包んでみた時の厚みも重要です。それによって配送方法が変わるからです。
ちゃんとお客様の元へきれいに届くかどうかという、配送時の耐久性、
できるだけ送料がかからないように、届いてからゴミになるような無駄な包装資材が出ないように。一口に包装と言っても考えることは山盛りです。
実際にお店に足を運んだり資材を取り寄せて比較したりと、ここでもトントン拍子には進みません。
色々取り寄せてみると、手触りも大事だということが分かります。
硬い包装紙だと、配送時にしわがついてしまい、届いた時に残念な印象に…。また、硬いパキッとしたラッピングはイメージが違うような…。
いろんな紙を試した結果、「柔らかくて、多少のしわも味になる包装」がいい!となりました。
そして完成したラッピングがこちら。
薄手の柔らかい包装紙で二重に包み、麻の紐で結びます。
matoiオリジナルステッカーを貼り、グリーンのワンポイントを。
このワンポイントのグリーンはフェイクではなく、本物のユーカリの葉っぱです。
最初は造花や既製のドライフラワーも案として上がりましたが、エプロンも麻素材を使ってナチュラルな感じに仕上げたので、matoiの思いに沿って、包装資材も自然な雰囲気にしました。
ユーカリは会社の玄関でメンバーみんなでコツコツと育て、ギフトの注文が入ったとき用に適量取っておいています。
そうすると、お客様の所に届く頃に、ちょうどいい感じにドライな質感になるんです。
麻の紐にはメッセージカードが通してあります。
大事な方へのメッセージが書き込める様になっています。
自画自賛ですが、我ながらとても満足のいく、素敵なラッピングが出来たのではないかと思います。メンバーみんなが納得。matoiオリジナルラッピングはばっちりです!
ちなみに、ギフト包装を考える途中で知ったのですが、ユーカリの葉には虫よけ効果があるんですね。
試しに収穫した葉っぱをデスクに置いたままにしていたら、次の日葉っぱの横で蚊が息絶えていてびっくりしました。(笑)
防虫効果もあるので、一輪挿しに挿しておいてもいいかもしれません。
そうしてギフトラッピングをワイワイ考えているうちに…
遂に到着しました!
すすす、素敵~~~~!
こちらはまだ完成品ではなく、「先上げ」と言って、量産に入る前の最終サンプルのようなものです。
この先上げで特に問題がなければいよいよ製品の本生産に入ります。
生地の手触りや程よい重み、商品タグが付く事によって、今までは想像にしか過ぎなかったものが、一気に"商品"という感じがするようになりました。
本当に可愛い、想像以上のものが出来て感動です。
メンバーの皆も、
「この配色にして本当に正解やったわ」
「買う側になったら、どの色にするかめっちゃ迷う…!」
と、しみじみ商品への愛を叫んでいました。
そして、
商品が本生産に入ったということは、次に行うのは撮影です。
この商品開発のクライマックスである商品撮影…!
ええエプロンの新しい世界観「たいせつにする気持ち」のコンセプトを表現するような写真。
この写真によって、ブランドのイメージが伝わるかどうか決まると言っても過言ではありません。
撮影場所はどこにするか、どんなモデルさんにお願いするか…とてもとても大事な局面。
さぁ、次回はいよいよ撮影準備編です。