【商品開発ストーリー②】生地屋さん訪問
こんにちは、ええエプロンです。
こちらの記事では、当店のプロジェクト&新商品開発ストーリー等を執筆しております。
どうぞお付き合いいただけますと幸いです。
私たちリブランディングチームのご紹介
【 前回のええエプロン 】
ええエプロンをもっとお客様に喜んでもらえる
ブランドに生まれ変わらせるため、
「たいせつにするきもち」をコンセプトに
2020年9月、リブランディングチームが立ち上がりました。
そこで、新たな世界観を象徴するアイテムを開発することに…
ええエプロンの世界観を象徴する、新しいエプロンを作るために
まずは商品のイメージを膨らませる事に。
・暮らしが豊かになるエプロン
・同じ生地のキッズエプロン
(かなりざっくりしていますね…)
商品が世の中に出るまでのだいたいのステップは…
生地決定・デザイン決定→工場決定→試作→生産→発売
とにもかくにもまずは生地!
生地を決めない事には何も進みません。
二社とアポイントを取り、さっそく生地屋さんへ足を運ぶことに。
一件目におうかがいしたのは、
テキスタイルを中心に扱われている会社さん。
デザイナーさんのオリジナル生地などもあるそうです。
た、たのしみ~~~~~!!!!!!
初めてのアポイント、みんなでキャッキャしました。
「サンプルをたくさん買わせてもらおうね。」
「今日生地が決まったら、次はデザインやね。」
「世界観にばっちり合う柄があったら素敵やね。」
足取り軽く向かいました。
会社さんはもちろんとてもとても素敵でしたが、
所狭しと色んな柄が並んでいるフロアを見渡して、
チームのみんなは違和感を覚えました。
『柄物の生地は、1シーズンで生産終了するものもあるため、
ずっと続けていくのが難しい…』
『デザイナーオリジナルの生地を使うと、
ブランド自体がそのカラーになってしまうのではないか…』
等々、みんなでもう一度話し合いました。
「世界観を表すには、見た目だけではなくて手触りや質感も重視しよう。」
「優しい感じがいいよね、コットンとかガーゼ素材が合いそうだね。」
「とびきり素敵な無地エプロンを作ろう。」
気持ちを入れ替え、もう一度生地探しが始まりました。
理想の無地を求めて、お店に並んでいるエプロンや、
手芸屋さんのタグをしらみつぶしにチェックしました。
そして、運命の出会いを果たしました。
2件目にお伺いしたのは大阪市中央区に本社を構える、
株式会社サンウェルさん。
明るくて綺麗なショールームです。
(※出典 :https://www.sunwell.jp/)
テキスタイル販売第二事業部の田邊さんと言う方が案内して下さいました。田邊さんは普段からエプロンをされるそうです。
実は私を含むこのチームメンバー全員、普段どころかこれまで全くと言って良いほどエプロンをつける習慣がなかった人ばかりだったのです…!
なんと心強い救世主でしょうか…。
「軽い素材は、柔らかすぎると体に張り付いてしまいます。」
「ガーゼのような素材は、水仕事などには向きません。」
生地に関してド素人のわたし達の話をひとつずつ聞いて
アドバイスしてくださいました。
手触りがよくて、お手入れしやすいもの。
着脱のストレスがなく、軽すぎず重すぎないもの。
多少のしわになっても、むしろ味になるもの。
無地であっても、決して地味にならず。
主張しすぎない、けれどおしゃれなデザイン。
通気性、保温性もあり、洗濯機で気軽に洗える丈夫さ。
たくさんの生地の中から、私たちは ”リネン” に決めました。
私たちの目指している、ちょっと上質で
彩りある暮らしにぴったりではないでしょうか。
「たいせつにするきもち」に向かって、大きく一歩前進です。
次回、【商品開発ストーリー③】ブランド名決定編へつづく